「正しい叱り方」と「ダメな叱り方」 部下や後輩を叱る際に気をつけたいこと



 

こんにちは。薫です。

 

仕事をしていく上で「叱る」「叱られる」というのはよくある事ですよね。

私も部下を叱る事がありますが、

どの程度までが「叱る」なのか。どこからがパワハラにあたるのか。

よく分かっていない方が多いのでは無いでしょうか?

 

今回は、正しい叱り方とダメな叱り方についてお話していきたいと思います。

 

意識して行うことで叱った後の部下や後輩の反応は大きく変わってきますので、

今の自分はどっちに当てはまるか考えてみてくださいね!



「正しい叱り方」とは理解させること


叱り方

 

見出しに書いた通りなのですが、

正しい叱り方というのは何故叱られているのか理解させること

ここが重要になってきます。

 

だからといってただ問題点を伝えるだけではダメです。

重要なのは何故叱られているのか理解させて改善を促すこと。

 

若いうちに管理職になった人でこの叱り方を出来ない人は非常に多いと思います。

 

私も管理職になりたての頃は自分の社員時代と比較して

叱ってしまったことがありますね。

 

「何故、指示した通りに出来ないのか。

私が社員の時は上司の指示はきちんと聞いていた。」

こんな叱り方をしてしまった事があります。

 

でもこの叱り方って全然相手の為を思ってないですよね?

自分の指示通りに動いてくれない部下に苛立ちをぶつけて

自分の思い出話をしているだけです。

これでは部下には響かず素直に受け入れてくれるわけがないですね。

 

そもそも自分の指示がきちんと相手に伝わっていたのか。理解出来ていたのか。

それすら知ろうしていない典型だと思います。今なら違う叱り方をしますね。

 

正しい叱り方をするのなら、

「意味が分からなかった時は聞き直す。

指示が曖昧に感じた時は聞き直してくれたらもっと分かりやすく説明する」

このように言うと思います。

 

今ならもっと部下の状況を考えて、

指示通りに動かなかった原因を探すことをしていきますね。

 

実際、私が管理職になりたての頃にあったこのケース。

部下は私の指示した内容を理解出来ていませんでした。

 

「あの人は理解力が無いからね。分からない方が悪いよ」

そんな風に上司から言われて納得してしまいましたが、

あの時の判断は間違っていたと思います。

 

相手を納得させ、理解させる叱り方を意識してもらえれば

数年前の私のような失敗はしないと思いますので、

正しい叱り方をきちんと意識していきましょう!

 

 

 

「ダメな叱り方」とは?具体例がこちら!


 

今度はダメな叱り方について考えていきましょう。

こちらは分かりやすいですよね。

 

・感情的になっている

・相手の言いたい事を聞かない

・相手の事を否定する

これらに1つでも当てはまっているならダメな叱り方をしています。

 

具体例としてダメな叱り方を挙げていくと、

「なんで君はいつもそうなんだ!」

「いつも話を聞いてないもんね」

「君のせいで迷惑してるんだよ」

こんな感じの叱り方は全部ダメですね。というかパワハラです。

 

本当によくみかける光景ではありませんか?

基本的に、相手を納得させよう。理解してもらおう。

そういった事とは真逆の否定的な言葉ばかりです。

 

「叱る」と「怒る」はまったくの別物だということを覚えていてください。

 

叱るは相手の事を思って改善を促していく方法なのに対して、

怒るは自分の怒りを相手にぶつけているだけです。

 



まとめ


 

 

「正しい叱り方」と「ダメな叱り方」あなたはどちらでしたか?

 

私も数年はダメな叱り方をしていました。

従わない方が悪い。理解出来ない方が悪い。

そういう考え方では人は動かせません。

 

相手も人です。なぜ叱られているのか理解してもらいましょう!

そうすることで相手は反省点や改善点を見つけることが出来ますよね?

 

部下は叱られている時こそ上司の事をよく見ています。

叱られ方でその上司が有能なのか無能なのか判断してます。

正しい叱り方であなたの印象はグッといい方向に変わっていくのではないでしょうか。

 

 

 

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